花貫渓谷周辺は暖帯(暖温帯)と温帯(冷温帯)の植物が混ざり合い、四季折々美しい自然を堪能することができます。地中深くから遥々やってきた岩石と、それが深く削られてできた地形。大地形成の旅に出かけてみましょう。

花貫ダムとさくら公園

花貫ダムは日本で数少ない海の見える珍しいダムです。周囲の強固な岩盤(花崗岩)とV字谷がダム建設に適していました。ダムの上からは海とV字谷を見ることができます。ダムの下にあるさくら公園は、桜、ホタル、紅葉が見られ、四季折々の景観を見せてくれます。

花貫ふるさと自然公園センター

花貫渓谷は暖帯(暖温帯)と温帯(冷温帯)の植物が混在している珍しい場所です。ここでは花貫渓谷で見られるそれらの植物や、動物などを紹介、解説しています。花貫渓谷を散策する前に訪れてみてはいかがでしょうか?より一層楽しめることでしょう。

名馬里ヶ淵

名馬里ヶ淵(なめりがふち)には洪水にまつわる伝説があります。この洪水は実際にあったもので、急流河川である花貫川は度々下流域に被害をもたらしていました。ポイント1のダムはこれらの洪水を抑える役目を担っています。

汐見滝吊橋と自然散策路

汐見滝吊橋は散策路があり、夏には新緑、秋には美しい紅葉を見ることができます。この辺りもV字谷が形成されており、断崖絶壁になっているところもあります。秋の紅葉と汐見滝、汐見滝吊橋が織り成す風景は絶妙です。

花崗岩とは

火山岩と深成岩

火山活動により形成された岩石には火山岩と深成岩があります。火山岩は、噴火によって地上に出てきたマグマが急に冷えて固まったものです。一方深成岩は、マグマが地下でゆっくり冷えて固まったもので、花崗岩はこの深成岩に属します。

花崗岩について

花崗岩は全体的に白っぽく所々に黒い鉱物を含みます。花崗岩は御影石とも呼ばれ、とても硬いので昔から石材として幅広い用途で利用されてきました。

どうして地上に花崗岩があるの?

先ほど述べたように、花崗岩は地下で冷え固まったものですが、それなのにどうして現在地上に出ているのでしょうか?それは、隆起と呼ばれる、台地が盛り上がる現象が原因なのです。

日本に花崗岩が多い?

花崗岩は、日本に比較的多く分布しています。マグマが地下でゆっくりと固まる場合だけだとこれほど多く生成されません。これは確かなことはまだ分かっていませんが、マグマが冷えて固まるだけでなく、砂岩や泥岩が地下深部に達し、マグマの熱により変化すること(高温変成作用)で花崗岩ができているのではないかと考えます。

高萩市へのアクセス

お車で
  • 常磐自動車道 三郷ICから高萩ICまで約1時間20分。
鉄道で
  • JR常磐線特急で上野から高萩駅まで約1時間40分。