2024年青少年のための科学の祭典・北茨城大会に出展します。

出展内容:「地層に含まれる微化石(有孔虫)を探そう」

NPO法人いばらきTU・NA・GUジオは、科学の祭典・北茨城大会(11月17日)に出展し、北茨城市の五浦海岸の九面層の地層に含まれる有孔虫(ゆうこうちゅう)の微化石を探し出す実験を行います。

五浦海岸・九面層で見つけた有孔虫のスケッチ(一部)

有孔虫は世界の海に生息している原生動物の一種で、大きさは数十ミクロンから数ミリ程度と小さく顕微鏡を使って形を知ることができます。有孔虫は地質学の記録から約5億年前のカンブリア紀の地層から出現しており、時代によってその形を変えてきました。有孔虫は沢山の種類があり、現在、生きているものは約4,000種類、化石も含め約35,000種類以上が知られています。有孔虫が生きて来た長い年月の海の様子を知ることで、地球環境の歴史を知ることが出来ます。五浦海岸九面層の有孔虫の化石は、 示相化石(過去の環境を推定する化石)として大変貴重です。

いばらきTU・NA・GUジオの実験コーナーでは、ご来場された皆様に双眼実体顕微鏡を使って五浦海岸の九面層の地層から有孔虫の化石を探していただきます。見つけた化石はプレパラート(顕微鏡で観察した状態)で、お持ち帰りいただけます。ぜひ、いばらきTU・NA・GUジオの実験コーナーにお立ち寄りください。

開催日時 2024年11月17日(日) 
会  場 北茨城市民ふれあいセンター 茨城県北茨城市磯原町本町2-5-15 

「青少年のための科学の祭典」の情報